「ショートヘアはアレンジの幅が狭い」「結べないからかわいくできない」と思っていませんか。
短い髪は、工夫次第でさまざまなヘアアレンジが可能です。ハーフアップやくるりんぱなどの簡単アレンジはもちろん、結べない長さでもピンやスカーフを使えばおしゃれに仕上げられます。
本記事では、ショートヘアの方におすすめの簡単アレンジや、こなれ感を出すコツをわかりやすく解説します。初心者でもすぐに真似できるアレンジばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。
ショートでもできる簡単なアレンジ4選
ショートでも簡単にできるヘアアレンジとして、以下の4つを紹介します。
- ハーフアップ
- くるりんぱ
- ローポニーテール
- お団子
ねじる・留める・巻くといったシンプルなテクニックにより華やかに仕上がります。少しの工夫でかわいいアレンジが可能となるので、ぜひ挑戦してみてください。
1. ハーフアップ

ショートヘアでもできる王道のアレンジが、ハーフアップです。耳上の髪を取り、後頭部でまとめるだけで完成します。短めのショートヘアの方は、トップに近い、こめかみより上の髪を結びましょう。
ゴムで結んだ部分をしっかりと持ち、トップの髪を少しずつ引き出すと、ふんわりと立体感が出ます。下ろしている髪は、アイロンで巻いたり、毛先を外ハネにしたりして動きをつけることがおすすめです。
ゴールドピンをサイドに複数つけたり、小さめのバレッタを結んだゴムの上に使ったりすると、華やかさがアップします。
ハーフアップはオフィスにもデートにも使える万能アレンジで、簡単なので朝のスタイリング時間を短縮できます。
2. くるりんぱ

くるりんぱは、シンプルながらもこなれ感を演出できる、ショートヘアの方にもおすすめのアレンジです。アクセサリーの工夫でフォーマルにもカジュアルにも対応できるので、覚えておきたいテクニックの1つです。
トップの髪を取って結んだあと、ゴムを少し下にずらして結び目の上部に穴をあけ、上から毛先をくるっと通します。結び目をぎゅっと締めてから、仕上げに全体を軽くほぐすと、トップにボリュームが出て、華やかになります。
後れ毛を軽く巻いて動きをつければ、柔らかさが生まれ、360度おしゃれな印象に仕上がるでしょう。
少量の髪を取ってくるりんぱを左右のサイドに作ったり、頭全体に複数ちりばめたりしても素敵です。結べる長さならできるスタイルなので、幅広い方が取り入れやすいといえます。
3. ローポニーテール

ショートヘアでも、襟足の髪に結べる長さがあればローポニーテールが可能です。低い位置で髪をまとめ、後れ毛を少し出すことでナチュラルな雰囲気のアレンジとなります。
結ぶ前に軽く巻いておくと、ふんわりとした動きのあるまとめ髪にできます。ゴムで結んだあと、トップを軽くつまんでボリュームを出すこともポイントです。
飾りゴムで結んだり、バレッタやシュシュをワンポイントにすると、お出かけにぴったりです。
忙しい朝でもさっとできるうえ、落ち着いた大人の雰囲気になるアレンジなので、お仕事の日にもぜひ取り入れてみましょう。
4. お団子

ミディアムやロングの方にしかできないと思われがちなお団子スタイルは、ショートでも挑戦できます。
髪をまとめる際、最後に毛先をすべて抜き切らずに、輪っかを作るようにくくります。トップやサイドを少し崩し、ふわっとしたラフなかわいい印象を目指しましょう。アレンジ前に髪をゆるく巻いておくと、よりこなれ感が出ます。
髪が短く、後頭部でお団子を作れない場合は、ハーフアップお団子やツインお団子がおすすめです。
高い位置で作るお団子は元気な印象になり、顔まわりがスッキリとします。休日のお出かけやイベントにもぴったりのアレンジです。
お団子の位置を低めにすると、落ち着いた大人っぽさを演出できます。
TPOに合ったヘアアクセサリーをお団子付近にプラスし、アレンジを楽しみましょう。
ショートヘア|結べない長さのときのアレンジは?
「結べないけどアレンジを楽しみたい」というショートヘアの方に向けて、以下の5つのアレンジを紹介します。
- 質感チェンジで垢抜け
- 前髪アレンジで顔まわりをスッキリと
- ピン・クリップ・バレッタでアクセントをプラス
- ヘアバンドやスカーフでこなれ感アップ
- コテ・ヘアアイロンでゆる巻きやワンカール
結べない長さなら、まとめるよりも動きを出すアレンジがおすすめです。
ワックスやコテを上手に使い、ショートならではの軽やかさを活かしながら、おしゃれな雰囲気に仕上げましょう。
質感チェンジで垢抜け
短めのショートの方には、ヘアアイロンやワックスを使って髪の質感を変えるアレンジがおすすめです。
アレンジは、ヘアアイロンで髪を整えることから始めてください。ストレートならきちんと感を、外ハネならカジュアルな抜け感を演出できます。仕上げに全体に軽くワックスをなじませて束感を出すと、動きが強調されてトレンド感のある雰囲気になるでしょう。
同じ髪型で違った印象を楽しみたいときは、スタイリング剤を変えることが1つの手です。ツヤを出したいならオイルを、マットに仕上げたければドライワックスを使用します。
質感の調整により、髪を結んだりまとめたりしなくてもさまざまな変化を楽しめます。
前髪アレンジで顔まわりをスッキリと
結べない長さのショートの方が髪型に変化をつけたいなら、顔まわりがスッキリとする、前髪アレンジを試しましょう。
斜め分けやセンターパートなど、普段と違う位置で前髪を分けるだけでも、簡単にイメージチェンジが叶います。前髪をふわっと立ち上げ、ピンで留めるポンパドールもおすすめです。
前髪アレンジを取り入れた際は、サイドや後ろの髪も忘れずにスタイリングしましょう。軽くスタイリング剤を揉みこむ、軽くカールさせるといったひと手間で、湿気の多い日でもきれいなシルエットをキープしやすくなります。
ピン・クリップ・バレッタでアクセントをプラス
ピン・クリップ・バレッタのようなヘアアクセサリーを使えば、結べない長さのショートヘアでも簡単にアレンジできます。ヘアアクセサリーでショートヘアのダウンスタイルの魅力を引き立て、華やかに仕上げましょう。
髪をストレートに整えてオイルでツヤを出したあと、サイドにゴールドピンを並べるだけで、トレンド感がアップします。結婚式や特別な日のアレンジにもおすすめです。
服装やメイクに合わせて小物を変えると、簡単に印象チェンジができ、幅広いシーンに対応できます。髪が短い方こそヘアアクセサリーで個性を出しましょう。
ヘアバンドやスカーフでこなれ感アップ
ヘアバンドやスカーフを使えば、結べないショートでもおしゃれ度がぐっと上がるアレンジができます。顔まわりがスッキリとするので、暑い季節にもおすすめです。
ヘアバンドは、細めの幅なら上品に、太めにするとカジュアルに仕上がるため、TPOに合わせて使い分けてください。
スカーフは、頭全体を覆うだけでなく、細く畳めばヘアバンドのように使えます。ねじったり折りたたんだりし、個性を光らせましょう。
同じヘアバンドやスカーフでも、前髪のアレンジ方法を工夫すれば印象を変えられます。ファッションとの統一感を出せるよう、カラー・柄・素材と季節を意識してヘアバンドやスカーフを選んでください。
コテ・ヘアアイロンでゆる巻きやワンカール
コテやヘアアイロンで、髪をゆるく巻いたりワンカールを作ったりするスタイルも、結ぶことが難しい長さのショートの方におすすめのアレンジです。
内巻きと外巻きを組み合わせたミックス巻きで髪全体を巻くと、印象を華やかにチェンジできます。毛先をゆるく内巻きのワンカールにすれば、きれいめで上品なヘアスタイルになれます。
トップと前髪のみを内巻きにするだけでも、ふんわりとした優しい雰囲気にセット可能です。
髪を巻いたあとはスタイリング剤で束感を出し、全体のボリュームを調整しましょう。慣れると5分ほどで完成するので、忙しい朝にもぴったりのアレンジ方法です。
ショートヘアをアレンジするときのコツ
ショートヘアをよりおしゃれにアレンジするために、以下の3つのコツを参考にしてください。
- アレンジ前にスタイリング剤をなじませる
- 後れ毛を効果的に出す
- ほぐしのテクニックで抜け感を出す
ショートヘアだからこそ、全体のバランスと質感が印象を大きく左右します。きれいに仕上げるには、コツを押さえることが重要です。
アレンジ前にスタイリング剤をなじませる
ショートヘアのアレンジ前はオイルやワックスを髪全体に軽くなじませ、まとまりを出してください。下準備せずにアレンジをすると、ヘアスタイルが崩れる原因になりかねません。
ベースとして使うスタイリング剤は、軽めのテクスチャーであるムースやジェルタイプがおすすめです。毛量が多かったり広がりやすかったりする方は、しっかりめになじませましょう。
コテやヘアアイロンを使う際は、ミスト・ローションタイプのスタイリング剤を使用すると、熱によるダメージを軽減できます。ただし、ミスト・ローションタイプは、スタイルをしっかりと固定する力が弱めです。
仕上げに、キープスプレーを使い、アレンジを長持ちさせましょう。
後れ毛を効果的に出す
後れ毛を効果的に出すことも、ショートヘアアレンジをおしゃれに仕上げるコツです。こめかみや耳の後ろに髪の毛を少し残すだけで、ほどよい抜け感が生まれます。
軽く巻いた後れ毛は、顔まわりを柔らかく見せて大人っぽい印象に仕上げます。だらしなく見えないよう、後れ毛にはオイルやワックスをつけて「あえて出している感じ」を演出してください。
顔の形に合わせて後れ毛の位置を調整すると、輪郭をカバーでき、小顔効果が期待できます。前髪やもみあげとのバランスを意識し、全体の完成度をぐっと高めましょう。
ほぐしのテクニックで抜け感を出す
ショートヘアアレンジのコツの1つが、全体をほぐして抜け感を出すことです。
アレンジを仕上げたあとに、指で毛束をつまんで細く引き出すと立体感が生まれ、ショートでもボリューム感のある印象にできます。
ほぐしすぎるとだらしなく見えたり、スタイルが崩れたりするため、鏡でバランスを見ながら少しずつ整えることがポイントです。
ほぐしのテクニックは、編み込みやねじり編み、ハーフアップ・ポニーテールなどの多様なアレンジに使え、ふんわり感を出せます。トップ部分を意識的にほぐすと、ペタッとしがちなショートヘアのアレンジがきれいに仕上がります。
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ショートヘアのセットは難しく、ヘアアレンジに慣れていなければ、思ったとおりに仕上がらず難航します。
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短い髪だからこそ楽しめるアレンジに挑戦し、自分らしい魅力を引き出しましょう。


