ロングヘアは、結婚式のお呼ばれで最もアレンジの幅が広く、華やかさを演出しやすいレングスです。
しかし、選択肢が多い分「自分に似合う髪型がわからない」とヘアセットに迷ってしまうのではないでしょうか。
本記事では、ロングヘアの「なりたい印象」からアレンジのコツを解説しています。プロの技をぜひ真似してみてください。
なりたいイメージで選ぶ!ロングヘアお呼ばれスタイル
ロングヘアのアレンジは無限大です。だからこそ「どんな自分に見られたいか」を軸にスタイルを選んでいきましょう。
ここでは「上品」「華やか」「ナチュラル」の3つの印象別に、新宿のサロンでも人気のヘアセットをご紹介します。
《上品・クラシック》王道のギブソンタック&シニヨン
親族の結婚式や、格式高いホテルでの披露宴など、きちんと感が求められるシーンには、低めの位置でまとめるアップスタイルが最適です。
特に、毛先を内側にまとめ込む「ギブソンタック」や、洗練された「シニヨン」は、20代後半の女性を知的でエレガントに見せてくれます。
うなじがすっきり見えるので、和装にもぴったり合います。時代に左右されない美しさで、誰からも好印象を持たれる王道のアレンジです。
《華やか・トレンド》主役級の編みおろし&波ウェーブ
友人中心のカジュアルなパーティーや、二次会から参加するなら、トレンドを取り入れた華やかなダウンスタイルがおすすめです。
ロングヘアの長さを活かした「編みおろし」は、写真映えも抜群です。ベースをしっかり「波ウェーブ」にすることで、作り込みすぎないのにゴージャスな雰囲気を演出できます。
髪全体にパールを散らすなど、ヘアアクセサリーで個性を出すのも素敵です。
《ナチュラル・こなれ感》簡単なローポニー&お団子ヘア
ガーデンウェディングや、リラックスした雰囲気の式には、頑張りすぎていない「こなれ感」のあるスタイルが映えます。
無造作にまとめたような「ローポニー」や、高すぎない位置で作るルーズな「お団子ヘア」は、簡単なのに今っぽいおしゃれ感を演出できます。
きっちり固めすぎず、後れ毛や柔らかな質感を大切にするのがポイントです。気負わない大人の余裕を感じさせるヘアセットです。
【セルフ派必見】簡単なのに凝って見える!ロングヘアアレンジのコツ
「毎回サロンに行くのは大変…」
そんなセルフアレンジ派のあなたへ、ロングヘアのアレンジを格上げする3つの簡単テクニックをご紹介します。
コツさえ押さえれば、見違えるほどクオリティがアップします。
ベースの巻き方が仕上がりの8割を決める
アレンジを始める前には、必ず髪全体をヘアアイロンで巻いておきましょう。
このベース作りが、アレンジのしやすさと仕上がりの立体感を大きく左右します。特に、ルーズなまとめ髪にする場合は、中間から毛先にかけて波ウェーブを作っておくと、引き出した時に綺麗なニュアンスが出ます。
ストレートのままでは髪が滑ってしまい、綺麗なほぐしが作れません。
便利なヘアアクセサリーを味方につける
不器用さんでもプロ級に見せる一番の近道は、ヘアアクセサリーをうまく使うことです。
例えば、くるりんぱをした結び目にヘアカフスをはめるだけで、ゴムが隠せて一気におしゃれ度がアップします。
また、シンプルなシニヨンも、パールのUピンを数本ランダムに挿すだけで、途端に華やかなお呼ばれ仕様に変身します。アレンジが苦手な方ほど、アクセサリーの力を借りましょう。
「後れ毛」と「ほぐし」でプロ級の抜け感を作る
今っぽいアレンジに不可欠なのが「抜け感」です。
髪をまとめた後、結び目を押さえながら、トップやサイドの髪を少量ずつつまみ出して立体感を出す「ほぐし」を行いましょう。
次に、こめかみ・もみあげ・襟足から細い毛束を引き出す「後れ毛」の2つを必ず行なってください。後れ毛は、最後にアイロンで軽くカールをつけると、計算された“色気”に変わります。
【プロが解説】新宿店が教える!ロングヘアセットQ&A
ロングヘアのお客様から実際に寄せられる質問に、新宿のヘアセットサロンで活躍するプロのスタイリストがお答えします。
- 髪が長くて重いのですが、時間が経つと崩れてきませんか?
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ロングヘアで最も重要なのは「土台作り」です。セルフアレンジの場合は、まず結ぶ際にきつめにしっかりと結び、ゴムを左右に引っ張って根元を締めることが大切です。
サロンでは、見えない部分に逆毛を立てたり、複数のピンを使って重さを分散させたりと、崩さないための工夫を何重にも施します。特に湿気の多い日や、二次会まで参加される場合は、プロに任せていただくのが一番安心かと思います。 - 髪の量が多くて広がりやすいのが悩みです。すっきり見えるアレンジはありますか?
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髪の量が多い方には、タイトな「編みおろし」や、トップでまとめる「お団子ヘア」がおすすめです。
編みおろしは、三つ編みやフィッシュボーンで髪を一本にまとめることで、全体のボリュームをすっきりと抑えることができます。また、高い位置でまとめるお団子ヘアも、顔周りや首元がすっきりして見え、小顔効果も期待できます。
アレンジ前に、まとまりを良くするヘアオイルやバームをしっかり馴染ませておくのも、広がりを抑える重要なポイントです。
【基本マナー】ロングヘアで気をつけたい結婚式の髪型ルール
せっかくのヘアセットも、マナー違反だと台無しです。お祝いの気持ちが伝わるよう、最低限のルールは守りましょう。
食事の邪魔にならない「まとめ髪」が基本
ロングヘアの場合、お辞儀をした時や食事中に髪がバサッと落ちてくるダウンスタイルは、清潔感に欠けるため避けるのが無難です。
ハーフアップにするか、編みおろしのようにサイドに流すなど、顔周りの髪はすっきりとまとめておきましょう。主役や他のゲストへの配慮が大切です。
花嫁より目立つ「盛りすぎ」ヘアは避ける
お祝いの席の主役は、言うまでもなく花嫁です。高すぎる位置で大きく髪を盛り上げたり、派手すぎるヘアアクセサリーをジャラジャラと着けたりするのはマナー違反になります。
ロングヘアは元々華やかなので、上品さを意識した引き算のおしゃれを心がけましょう。清潔感と品格が、最高のアクセサリーになります。
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