結婚式のお呼ばれでポニーテールはNG?セルフで上品なヘアアレンジ集

結婚式のお呼ばれでポニーテールはNG?セルフで上品なヘアアレンジ集

「結婚式にポニーテールだとカジュアルすぎ?」と心配ではありませんか。

ポニーテールは結ぶ位置(高さ)と少しの工夫で、どんなドレスにも合う万能なお呼ばれヘアに変わります。

本記事では、新宿のヘアサロンが20〜30代のミディアム・ロングヘアの女性に向け、セルフでも簡単にできる華やかなポニーテールアレンジを「高さ別」に解説します。

目次

【基本のコツ】ポニーテールをお呼ばれ仕様にする3原則

結婚式にふさわしい特別スタイルへ格上げする、ポニーテールの3原則があります。ひと手間を加えるだけで、見た目の華やかさとスタイルの持続性が劇的に向上します。

簡単で効果絶大なテクニックなので、ぜひ真似してみてください。

Step1: ベースの髪を巻いて「仕込み」をする

アレンジを始める前に、ストレートの状態ではなく、ヘアアイロン(コテ)で髪全体を軽く巻いておきましょう。

この「仕込み」が、アレンジに柔らかさと立体感を与えるための最も重要な工程です。

全体をきっちり巻く必要はありません。毛先をワンカールさせたり、中間をゆるい波ウェーブにするだけでOKです。
髪にニュアンスがつくことで、後れ毛や毛先の動きが格段におしゃれになり、柔らかな女性らしい雰囲気を演出できます。

Step2: 「くるりんぱ」や「ねじり」を加えて立体感を出す

ただ結ぶだけでは、どうしても「普段着感」が出てしまいます。

そこで取り入れたいのが「くるりんぱ」や「ねじり」のテクニックです。ポニーテールの結び目の上やサイドに加えるだけで、一気に手が込んだような複雑なアレンジに見えます。

ハーフアップを作ってから、残りの髪と合わせてポニーテールにする、サイドの髪をねじってから結び目に巻きつけるなど、ワンアクション加えるだけで問題ありません。驚くほど簡単なのに、見違えるほど華やかになります。

Step3: 「後れ毛」と「トップのほぐし」で抜け感を演出

きっちりと結びすぎると、フォーマルというより少し古風な印象になりがちです。今っぽさを出す鍵は「抜け感」が大切です。

結んだ後に、トップや後頭部の髪を指で少しずつつまみ出して、ふんわりとした丸いシルエットを作りましょう。

後れ毛は、こめかみ・もみあげ・襟足から細い毛束を引き出し、最後に軽く巻き直すと、計算されたルーズ感が生まれます。
顔周りの後れ毛は、輪郭をカバーして小顔に見せる効果も絶大です。

【高さ&長さ別】結婚式に最適なポニーテールアレンジ集

ポニーテールは、結ぶ位置(高さ)で印象が大きく変わります。「長さ」とのバランスを見ながら、なりたいイメージに合わせて高さを選びましょう。

ここではミディアム・ロングヘアの方におすすめのスタイルを3つの高さ別にご紹介します。

《ハイポニー》若々しく華やか!主役級お呼ばれスタイル

高めの位置で結ぶハイポニーは、元気で若々しい印象を与え、顔全体をリフトアップして見せる効果もあります。

特にロングヘアの方が実践すると、揺れる毛先が非常に華やかです。シンプルなドレスでも、ヘアスタイルが主役級の存在感を放ちます。

  1. 耳の延長線上より高い位置で、髪を綺麗にブラシで集める
  2. 集めた髪をゴムでしっかりと結ぶ
  3. 結んだ毛束から少量髪を取り、結び目に巻きつけてゴムを隠し、ピンで固定する
  4. 全体の毛先をアイロンでゴージャスに巻いて動きを出す

あえて後れ毛は出さず、タイトにまとめるとクールな印象になります。
逆に顔周りの後れ毛を多めに残すと、キュートで愛らしい雰囲気になります。

《ミドルポニー》上品で万人受けする王道エレガントスタイル

耳の高さあたりで結ぶミドルポニーは、上品さと清潔感があり、親族や上司の結婚式など、どんなシチュエーションでも好印象を与える王道スタイルです。

ミディアムヘアの方でもバランスが取りやすいのが特徴です。きちんと感と華やかさを両立させたい方に向いているでしょう。

  1. 両サイドの髪を残し、中央の髪を耳の高さで結ぶ
  2. 残した両サイドの髪をそれぞれねじりながら、中央の結び目の上で交差させる
  3. 交差させた毛束を結び目に巻きつけ、ピンで固定する
  4. 結び目にパールやビジューのついたバレッタなどを飾る

表面にウェーブ感をしっかりつけておくと、シンプルなミドルポニーも一気にこなれた雰囲気になります。

《ローポニー》落ち着いた大人の魅力。編みおろし風アレンジ

襟足に近い低い位置で結ぶローポニーは、リラックス感がありながらも、落ち着いた大人の女性の魅力を引き出します。

特に、ただ結ぶだけでなく「玉ねぎヘア」や「編みおろし」の要素を加えると、トレンド感あふれるスタイルになります。

  1. 髪を低い位置で一つに結ぶ
  2. 結び目から5cmほど下を、細いゴムで再度結ぶ
  3. ゴムとゴムの間の髪を、指で丸く引き出して「玉ねぎ」のような形を作る
  4. 上記を毛先まで2〜3回繰り返す

ゴムの部分に細いリボンや革紐を巻きつけると、アクセサリーがなくても非常におしゃれに見えます。

【プロが直伝】新宿の美容師が教える!ポニーテール格上げ術

お客様からよくいただくポニーテールに関するお悩みに、新宿のヘアサロンで活躍するプロがお答えします。

ポニーテールのゴムを上手に隠せません。コツはありますか?

「ゴム隠し」は、一気にプロっぽく見える重要ポイントです。コツは、巻きつける毛束をあらかじめ少量(鉛筆の芯くらいの細さ)だけ取っておくことです。

結んだ後にその毛束を結び目にきつく巻きつけ、毛先が見えないように結び目の下からアメピンを差し込みます。ピンは上から下ではなく、下から上(頭皮と平行)に向かって差し込むと、しっかり固定されて見えません。

時間が経つとトップが潰れてきたり、全体がたるんできたりします…

崩れを防ぐには、結ぶ時の「土台」が肝心です。

まず、きつめにしっかりと結ぶことが大切です。ゴム隠しをする前に、結んだゴムを左右に「ギュッ」と引っ張り、根元をもう一度締めてください。これだけで土台の安定感が全く変わります。

トップのふんわり感は、ハードスプレーを根元にかけてから引き出すと、時間が経っても潰れにくくなります。

【これってマナー違反?】ポニーテールに関するQ&A

お祝いの席で失敗しないために、意外と知らないポニーテールとアクセサリーのマナーについて確認しておきましょう。

シュシュや布製の髪飾りはOK?

カジュアルな印象が強いシュシュや、キャラクターもの、布製の大きなリボンなどは避けるのがマナーです。

花嫁より目立ってしまう派手な飾りや、お祝いの席にふさわしくないとされるファー素材などもNGです。上品なパールやビジュー、サテンなど、フォーマル感のある素材を選びましょう。

あくまで主役は花嫁ということを忘れずに、品の良いおしゃれを楽しむことが大切です。

アクセサリー選びのポイントは?

ポニーテールの場合、結び目に着けるヘアアクセサリーと、ピアス・イヤリングのバランスが重要です。結び目に大ぶりのバレッタなど華やかなアクセサリーを着けるなら、耳元は小ぶりなものにしましょう。

逆に、結び目はシンプルに「ゴム隠し」だけにして、揺れるタイプのイヤリングなどを主役にするのも素敵です。

全体のコーディネートを見て、アクセサリーの足し算・引き算を意識すると、洗練された印象になります。

結婚式のお呼ばれヘアセットはぜひ当店へ

「セルフアレンジも良いけど、特別な日だからこそプロに任せたい」

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そんな方は、ぜひ当店にご相談ください。あなたの魅力を最大限に引き出す、とっておきのポニーテールヘアをご提案します。

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