まつ育の正しい方法と知識・自宅でも出来る簡単なまつげケア!
まつ毛は増やせるの?
結論を言いますとまつ毛を増やすことはできません。
元々のまつ毛の本数は決まっています。
まつ毛の量や太さ、長さには個人差があります。
しかし、まつ毛を濃く太くすることは可能です。
まつ毛を濃く太くすることでまつ毛が増えたように見える。
まつ毛を健康に育てることでまつ毛が増えたように見せることができます。
まつ育、その知識間違いです!
最近、”ニベアを塗るとまつげが伸びる!”ということがネットで出回っていますが、これは間違いです!
ニベアはハンドクリームやボディクリームとして使うものですので、まつ毛に塗るものではありません。
保湿するためのクリームで油分が多いため、特にマツエクとの相性が悪くマツエクが取れやすくなってしまいます。
痛んだまつげを修復するような成分も含まれてはいません。
ネットではまつ毛に塗ることで、まつげの乾燥を防ぎ摩擦を軽減するとありますが、確かにまつ毛にとってはその二つは大事なことですが、デメリットの方が多いです。
余分な油分がまつげの根元に詰まってしまい、それが酸化してマイボーム腺機能不全などのトラブルを起こす可能性もあります。
また、”ニベアをまつ毛に塗ったらハリやコシが出てツヤツヤになった!”という体験談もありますが、これもデマである可能性が高いです。
ツヤツヤに見えたのは油分によってそう見えただけで、まつ毛にハリやコシを与える成分は一切含まれていません。
クリームが目に入る危険性があり、炎症や眼病などのトラブルがおきますので絶対にやめてください。
ニベアの製造会社の方でもまつ毛には使わないで下さいと言っています。
同様に”オロナインパックでまぶたが二重になった!”というのもネットで出ていますが、こちらも危険ですので絶対にやめましょう。
【まつ育】とは?正しいまつ育の知識と方法を身に付けましょう
まつ育とはまつ毛を増やすことではなくまつ毛を濃く太く健康なまつ毛を育てることを言います。
メイクの重要なポイントとなる「まつ毛」。
目を大きく見せるために、まつ毛が濃く長くなりたいと思っている方が多いと思います。
ここからは”正しいまつ育”についてお話しさせていただこうと思います。
では、具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか?
●まつげ毛美容液を塗る
●まつ育サプリメントの摂取
●目元のマッサージと目元の保湿
●良質な睡眠をとる
●規則正しい生活を送る
●バランスの取れた食事をとる
まつ毛美容液を塗る
まつ毛美容液を塗ることでダメージを受けて痛んでしまったまつ毛をケアして、それ以上痛まないように保護をする役割もあります。
目元は特に乾燥しやすい部分なので、まつ毛には注意が払われていないことがあります。
乾燥したままではダメージが進む一方です。
まつ毛美容液には、保湿成分、まつ毛を健康的に保つための成分が配合されています。
添加物が気になる方は、パラベン、アルコール、香料、着色料が入っていないものを選ぶと良いでしょう。
まつ育サプリメント
まつ育サプリメントというものもあります。
まつ育サプリメントなら、まつ毛美容液でまぶたや目の周りがかぶれてしまうということもなく、敏感な方も取り入れることができます。
目元のマッサージと保湿
目の周りをマッサージすることで血行が良くなり、まつ毛美容液の浸透も良くなります。
マッサージで目の疲れをとってリラックスすることで副交感神経を働かせ、成長ホルモンを促しましょう。
成長ホルモンが分泌されることでまつ毛の成長を助けてくれます。
まつ毛だけでなく、まぶたにアイクリームを塗るなどの事でもまつげの保湿と成長を促進する効果があります。
良質な睡眠
先程も出ましたが、副交感神経というものが睡眠の質に大きな関係があります。
バリバリ仕事をしている時は交感神経が働き、ゆっくり休んでリラックスしているときには副交感神経が働きます。
寝る直前までスマホやパソコンを見ていると、交感神経が活動している状態なのでぐっすり眠ることができません。
そうすると、疲れも取れませんし成長ホルモンもうまく働くことができません。
最低でも寝る30分前にはスマホやパソコンを見ないようにして、交感神経にシフトするようにして質の良い睡眠で成長ホルモンを分泌させるようにしましょう。
この成長ホルモンがまつ毛の成長につながります。
規則正しい生活
起床時間、就寝時間、食事の時間がバラバラだと生活のリズムが崩れ、体内時計も狂ってきます。
そうなると、ホルモンバランスが崩れ新陳代謝がスムーズに出来なくなってきます。
新陳代謝がうまく出来ないと、体に悪い物が滞り新しいまつ毛も生えてきません。
まつ毛だけでなく、肌のターンオーバーもうまく出来なってしまいます。
バランスのとれた食事
・タンパク質を多く含む食事
生ハム、鶏ササミ、イワシ丸干し、卵黄、納豆、豆腐
・魚介類、海藻
昆布、わかめ、ひじき
昆布に含まれるヨウ素は体内の新陳代謝をアップさせてくれるので、まつ毛の成長を促します。
※ただし摂りすぎは甲状腺機能低下症になることがあるので注意。
・亜鉛を多く含む食材
牡蠣、牛肉、豚レバー、卵、チーズなどに多く含まれています。
まつ育をするとどうなるの?
- まつ毛にハリ、コシが出る
- 太いまつ毛が生えてくるようになる
- まつ毛が長くなる
- まつ毛が抜けにくくなる
- スッピンでも自信が出る
まつげにハリやコシが出て太くなると、マツエクをしてもしっかり接着できるので持ちが良くなります。
また、まつ毛が抜けにくくなることでまつ毛の本数が多くなったように見えますし、マツエクをつけるための地まつ毛があるので以前よりは多い本数をつけることができます。
地まつ毛が長くなることで、まつ毛パーマをかけたときにパッチリ華やかな仕上がりになります。
まつ育が注目され始めたきっかけ
ここ数年で急激に「まつ育」という言葉を耳にするようになった方が多いかと思います。
まつ育は以前からありましたが、世間ではそこまでまつ毛を育てるという認識が広まっていなかったと思います。
しかし、マツエクをする人が増えることに伴い、まつげが切れた、まつげが少なくなったなどのトラブルが増えて、まつ毛ケアアイテムが次々と発売されるようになりました。
まつ毛美容液の種類
まつ毛美容液と言っても、様々なメーカーから発売されていて
”どんなものを選んだらいいのかわからない”
”成分は、ちょっと難しくて良くわからない”
という方はまず判断材料として、まつ毛美容液の先端の形状の違いをご紹介したいと思います。
大きく分けて3種類あります。
チップタイプ
たっぷりと塗れてムラになりにくいが、目頭や根元などの細かい部分に届きづらい。
マスカラタイプ
中間から毛先には塗りやすいが、目頭や根元の細かい部分に届きづらい。
筆タイプ
先端が細くアイライナー感覚でまつ毛一本一本の根元までしっかり塗れる。筆の質によっては硬いこともある。
当店ではエグータム というまつ毛美容液をオススメしていますが、エグータム は先端が筆タイプです。
まずは美容液の先端がどうなっているのか?ということを基準に選んでみるのもいいかもしれません。
最後に
まつ育は、いいこと尽くしですのでぜひ試していただきたいと思います。
まつ毛美容液は、メーカーによって使い方や使用量などが変わってきますのでしっかり守って使うことが大事です。
また、間違ったまつ育をすると、まつ毛トラブルや目の病気を引き起こすことがあります。
まつ毛用ではないものをまつ毛に使うのは危険ですので絶対にやめましょう。
まつ毛美容液で悩んでいる方は、成分はもちろんですがチップタイプ、マスカラタイプ、筆タイプというように先端の形状で選ぶというのも一つの目安にしてみてください。