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まつげの毛穴の詰まり気にしてますか?今すぐ確認できる症状と対処法

 
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マツエクが原因でマイボーム腺が詰まる?!

 

マイボーム腺って何?

マイボーム腺とは、まつ毛の少し奥にある油の分泌腺のことを言います。

片目の上瞼で約50本、下瞼で約25本あると言われています。

通常、脂を分泌して目の表面全体を覆い、涙が満遍なく角膜上に広がるようにし、涙の蒸発を防ぐ働きをしています。

また、潤滑油作用でまばたきの際の摩擦を軽減したり、まぶたの縁で脂がバリアとなり目の中の涙が流れ出ることを防ぎ、乾燥させないように作用しています。

涙は、水、脂、ムチンでできています。

その涙の中の脂を、マイボーム腺が分泌しています。

マイボーム腺機能不全とは?

マイボーム腺が炎症を起こすことをマイボーム腺炎と言い、マイボーム腺が詰まることをマイボーム腺梗塞と言います。

これらマイボーム腺の機能が正常に働かなくなって引き起こす症状をマイボーム腺機能不全と言います。

◆自覚症状はありますか?

  • 目が乾く
  • 目が疲れる
  • 目がコロコロする
  • 目がくしゃくしゃする
  • いつも目ヤニがついているような感じがする
  • 目の縁がなんとなくベトベトする

心当たりのある方は、マイボーム腺の機能が低下している可能性がありますので一度眼科で診察していただくことをオススメいたします。

マイボーム腺機能不全の場合、ドライアイ、涙目、眼精疲労などが主な症状ですが、マイボーム腺が詰まり変質するとまぶたの縁が硬くなったり、脂と水分のバランスが崩れ、まばたきの度に目の表面を擦ってしまうため、角膜を傷つけてしまうこともあります(リッドワイパー症状)。

マツエクが原因でマイボーム腺が詰まる?!

近年、マツエクやアイメイクなどが原因でマイボーム腺機能不全を起こしている若い女性が増えているそうです。

一昔前までは、加齢などによるマイボーム腺の機能低下などが主な原因と言われてきましたが、近頃は若年層に増えている目の病気です。

原因は?

マイボーム腺の機能が低下する理由や原因はあるのでしょうか?

  • 加齢によるもの
  • 交感神経の興奮
  • ホルモンバランスの乱れ
  • メイクの洗い残しなどによる詰まり
  • 脂っこい食事によるもの
  • コンタクトレンズ(質の悪いカラコンなど)を使っている
  • 季節の影響

加齢によるもの

ひと昔前までは、マイボーム腺機能不全の主な要因は加齢によるものと考えられていました。

歳を重ねることでホルバランスが変化し、新陳代謝がうまくできなくなりマイボーム腺から分泌される脂をうまく押し出すことができなくなります。

その脂が詰まって蓄積し詰まって白いしこりのようなものになったり、詰まりが原因で炎症などが起こります。

現在では、加齢とは関係なく20代、30代女性の方もマイボーム腺機能不全になるケースが増えています。

交感神経の興奮によるもの

マイボーム腺はリラックスを促す副交感神経というものがその働きを担っています。

そのため活動している時に働く交感神経が活発に動いている時はマイボーム腺はその働きが弱まります。

極度の緊張や、激しいストレスが続くことで、目の脂がうまく分泌できなくなります。

目が乾燥し、イライラ、頭痛、、肩こりなどの症状が出てくることもあります。

ホルモンバランスの乱れ

マイボーム腺も皮脂腺と同様に男性ホルモンによってその働きが活発になります。

このことから、女性は男性に比べるとマイボーム腺の働きが弱く目の脂が不足しやすいと言われています。

閉経で女性ホルモンとともに男性ホルモンも減少することからマイボーム腺の機能が低下し、ドライアイにもなりやすい。

韓国では、女性の方がドライアイになる確率は男性の2.8倍との調査報告がされています。

メイクの洗い残しによるもの(マツエクが原因と言われている理由)

近年、20代、30代女性のマイボーム腺機能不全の原因としてメイクの汚れによるマイボーム腺の詰まりが挙げられています。

マツエクが直接の原因ではないのですが、マツエクが原因でマイボーム腺が詰まると言われている理由は、目元がしっかり洗えていないことから起こるメイクの汚れが詰まってしまうということからです。

目元の整形をしている方で洗顔の際、整形崩れを心配して目の周辺やまつ毛を十分に洗えていない、アイライン、マスカラ、不衛生なつけまつげや、つけまつげの糊など、アイメイクがしっかり落とせていないということも大きな要因です。

脂っこい食事

マイボーム腺が詰まりやすい方は、脂っこいものや糖分、動物性脂肪を多く摂っている可能性があります。

脂の多い食生活は皮脂の質が悪くなり、マイボーム腺から分泌される脂が固まりやすくなってしまうということがあります。

コンタクトレンズによるもの

コンタクトをつけている時間が長いほど、物理的刺激でマイボーム腺の減少や、脂の分泌が減少してしまう。

原因がはっきりとはわかっていないのですが、コンタクトレンズ常用者はマイボーム腺が詰まりやすいと言われています。

また、汚れたコンタクト(粗悪なカラコンなど)を使用していると細菌感染を起こしてマイボーム腺炎となることもあります。

季節によるもの

  • 夏は汗の影響

目の周りにも汗をかいたり海やプールに入る機会が増えることで、目に細菌や雑菌が入りやすくそれが原因でものもらいやマイボーム腺にも細菌が感染しやすい。

  • 春や秋は花粉の影響

花粉症の方は、目が痒くなり目を必要異常にこすったりしますが、その時に手が汚れていたりすると目に雑菌が入りマイボーム腺が炎症を起こすこともあります。

  • 冬は乾燥によるもの

乾燥した空気や、暖房による乾燥によって目の水分が蒸発によるドライアイや、寒さによってマイボーム腺の開口部分が固くなりスムーズに脂を分泌できない、脂が固まり詰まってしまうということがあります。

どうすれば防げる?改善策は?

  • 目の周辺、まぶた、まつ毛を清潔にする(リッドハイジーン)
  • 目の周りを温める
  • 脂っこい食事は控える
  • パソコン、スマホ、タブレットを長時間の使用は控える
  • 意識してまばたきをする

目や目の周辺を清潔にする(リッドハイジーン)

目やまつ毛、まぶたなど、目の周辺を清潔にすることをリッドハイジーンといいます。

欧米ではスキンケアジャンルとして確立されています。

アイシャンプーを使うと、洗いにくい目のキワ、まつ毛の根元もしっかりと汚れを落とすことができます。

目の周りを温める=温罨法(おんあんぽう)

目の周辺を温めることでマイボーム腺の脂を柔らかくして溶かして、詰まりを緩和してくれます。

目の周りを温めることで血行も良くなり目の疲れ肩こりなどにも効果があります。

市販のホットアイマスクや、レンジなどであたためたタオルを5分〜15分程度まぶたの上に置いてリラックスしましょう。

漢方医学の治療法の一つですが自宅で取り入れやすいケアですので、毎日やることが大切です。

1日2回、朝晩やるとさらに効果的です。

脂っこい食事は控える

動物性の脂肪(お肉)や、ジャンクフード、糖分の多いお菓子などを多く摂っていると分泌される皮脂の質が悪く固まりやすくなってしまいます。

肉よりも魚を食べるようにする、野菜も食べる、お菓子もスナック菓子は控えるなど、少しずつでも意識してバランスの良い食事を心がけましょう。

PC、スマホ、タブレットの使用時間を短くする

PC、スマホ、タブレットなどを長時間見ていると、目はずっと緊張している状態になります。

まばたきの回数も減ってしまい目の渇きが進行します。

意識してまばたきをしたり、目薬をさしたり、合間に軽い運動をしたりしましょう。

軽い運動やストレッチをすることで涙が出やすくなる効果があります。

まとめ

一度壊れてしまったマイボーム腺を元に戻すことはできないので残っているマイボーム腺を労ってあげるようなケアを行うことと、それ以上マイボーム腺を減らすことのないような生活習慣の改善で症状の改善が期待できます。

マツエクが原因でマイボーム腺機能不全になるというのは、マツエクが直接的な原因ではなく、しっかりとメイクを落とせていないことが主な原因です。

マツエクをしている人も、していない人も誰でもマイボーム腺機能不全になる可能性はあります

しかし、アイシャンプーやリッドハイジーン、目の周りを温める、軽い運動、食生活、生活習慣の見直しで未然に防ぐことができますので、日頃のケアにぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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